• 「日之影町の西南戦争」展示について

    「日之影町の西南戦争」展示が7月25日(火)~9月24日(日)の期間、日之影町立図書館内にて開催されるげなばい。

    「日之影町の西南戦争」展示について

    【展示趣旨について】
    明治10(1877)年に起こった西南戦争において、日之影町は、敗走する薩軍とそれを追う政府軍(官軍)の激戦地となったため、町内に多くの台場(防御陣地)が築かれ、現在も数多く残っている。

    地元で語り継がれてきた大楠大台場は、薩軍が政府軍からの攻撃に備えた拠点である。ここでは、6月25日、7月2日に大規模な戦闘が行われ、最終的には政府軍が占領したが、両軍ともに多くの死者を出すに至った。

    調査の結果、政府軍が、大人・宮水方面などから大台場へ向け攻撃したという文献の記録を裏付ける遺物等(銃弾や砲弾片)が多数発見され、当時の状況をとどめた貴重な戦跡であることが判明した。

    今回の展示では、大楠大台場における戦跡の実態を中心に、西南戦争が日之影地域にもたらした影響について紹介し、町民が西南戦争について考える機会としたい。

    日之影町の西南戦争展示チラシ[PDF:3.23MB]

    【会場・展示期間について】
    ◯日之影町立図書館ブラリ館内(日之影町大字七折9079番地)

    ◯令和5年7月25日(火)~令和5年9月24日(日)

    【主催】
    宮崎県埋蔵文化財センター

    【お問い合わせ】
    日之影町教育委員会
    TEL:(0982)87-3807

    公開日 2023年6月19日

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