高千穂町から「風しんの抗体検査」についての案内が対象者に送付されちょるばい。届いたら中身を確認しての。

まだ風しんの抗体検査を受けちょらん人は、まずは保健センターげんき荘へ連絡をしてから医療機関等で抗体検査を受けての。

44歳から61歳の男性の方へ

風しんの抗体検査はお済みですか？

昭和37年4月2日〜昭和54年4月1日生まれの男性は、過去に公的な予防接種が行われてこなかったために、他の年代よりも風しんの抗体保有率が低く、風しんに感染するリスクが高くなっています。

令和元年〜令和3年度で、厚生労働省が風しんの拡大防止のために実施しているクーポン券を用いた無料の抗体検査を受けた人は、全国で337万人です。風しんは無症状でも人に感染させてしまう可能性があるため、抗体検査と予防接種により集団免疫を獲得することが重要です。

高千穂町でも令和元年〜令和3年度にかけて対象の方にクーポン券をお届けしましたが、令和6年度まで実施期限が延長されておりますので、まだ抗体検査がお済みでない方は、健診や医療機関で風しんの抗体検査を受けることができます。

対象者の方には4月上旬に個別に案内を送付しております。検査をご希望の場合は、令和5年度用のクーポン券を発行しますので、保健センターまでご連絡ください。詳細は通知文書をご覧ください。

※すでに抗体検査・予防接種がお済みの方は、検査を受けることはできません。

【風しんとは】
感染者の咳やくしゃみ、会話などで飛び散る飛沫（しぶき）を吸い込んで感染します。小児は発熱、発疹、首や耳の後ろのリンパ節が腫れて、数日で治ります。まれに高熱や脳炎になって入院することがあります。成人は高熱・発疹の長期化、関節痛など重症化の可能性があります。

【先天性風しん症候群とは】
妊娠初期（20週以前）に風しんに感染すると、赤ちゃんが先天性心疾患・白内障・難聴を特徴とする先天性風しん症候群をもって生まれてくる可能性があります。

未来のこどもたちを守るために「抗体検査」を受けましょう！

高千穂町回覧板情報「広報高千穂5月号(No.680)」より抜粋